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2006年07月07日
パパ・BOOK
・A‐Works (2005/01)
・売り上げランキング: 39,324
友人の紹介で読みました。子供達はパパの事をどう思っているのだろう?パパ達の本音は?ママからパパへのメッセージなど掲載。
今の子供達はパパの事をどう思っているのか、興味があった。
なぜか取材をうけている方々が、ライターやデザイナーといった自由業の方々ばっかりだったのも、より共感をもちました。
でも、よかった。言葉覚えたての2歳からメッセージがはじまり12歳まで。みんなパパが大好きって書かれてあるので、うれしかった。
一人くらい「パパ大嫌い」って子がいてもいいかとおもったが、「嫌なとこもあるけど、パパが大好き」で締められている・・。パパ達、頑張っているんだね。
うーむ。うちの父は頑固一徹で切れやすいから、ガラスの灰皿投げつけられたり、池に投げ込まれたり、夜中の電信柱に縄で繋がれたりした想い出ばっかだから、
お世辞にも大好きとおもった記憶がない・・・。
クリエイターにとってパパになるというのは、人生にとって大きな壁ですよね。今までみたく、がむしゃらに作品に取り組む時間もなくなったり、すぐに熱を出して保育園に呼び出されるし、妻と交代で会社を休んで、なんとかその日その日のプロジェクトに迷惑かけないように頑張ったり、でも結局プロジェクトメンバーに迷惑かけてたり・・。もちろんそんな疲労感を吹き飛ばすほどの幸福感も与えてもらえるんですが・・。
そんな葛藤をみんな乗り越えながら生きている・・・というより子供が課題を与えているのかもな。「もっと大きくなってよ!パパ!」ってさ。 「ヘイ!」
投稿者それ池: 14:14 |コメント (0) |トラックバック (0)
2006年05月24日
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
・扶桑社 (2005/06/28)
・売り上げランキング: 214
ショートケーキの苺は、一番最後まで残しとくタイプの私。お目当ての本、ようやく買いました。
クライマックスを美容室で読んでしまったために、号泣している姿を店長に見られ笑われてしまった。よかろうもん!
本によって勇気づけられることは多いのだが、この本は間違いなく、私のバイブルになった。リリーさんの「オカン」が、わたしの「オカン」にもなった。誰にでも押し寄せる将来への不安。それを乗り越えるための大きな勇気をもらった気がする。ありがとう・・。
ドラマは7月29日から。
投稿者それ池: 22:19 |コメント (0) |トラックバック (1)
2006年05月18日
劇団ひとり「陰日向に咲く」
本屋でふと、劇団ひとりの文字。躊躇なくレジへ。
実は、劇団ひとりのネタで笑った事が一度も無い。
かなり、お笑い好きの私だが、それでも彼のネタで笑った事が無い。でも、前々から「こいつは天才だ」と、
なぜか確信があった。魅かれるものが・・。しかも、処女作が小説。ますます興味が湧いた。
作品は、彼の妄想が細かく描写されてて、完全にひとり世界に飲み込まれてしまう。悲しい部分も汚い部分も全てが「ピュア」。劇団ひとり自身がおもいっきり「ピュア」なんだろう。
かなり面白いぞ。直木賞取る日も近い・・と思うよ。
投稿者それ池: 02:24 |コメント (2) |トラックバック (1)
2006年03月17日
ちびくろ・さんぼ 2
・瑞雲舎 (2005/09/10)
・売り上げランキング: 945
差別的表現から1988年に廃刊した絵本の「ちびくろさんぼ」。
賛否両論ありながらも1999年に復刻したわけですけど、この「ちびくろさんぼ」に続編があったことをご存知でしょうか?
2歳の娘は「ちびくろさんぼ」が大好きなのですが、この続編もかじりついています。
特に、生まれてはじめのサスペンスにドキドキしているのでしょうか?
ご飯食べる時も、さんぼの弟達がさらわれるページを開いたまま、自分の近くに置いています。
ただ、やっぱり思う事は、最近は保育園でも外国人やハーフの子供達がいるのですが、
まだ、物心ついたばかりの娘が黒人の子供らを見たら、やっぱり「ちびくろさんぼっ!」て言いそうなんですよね。差別うんぬんじゃなく。
続編も本当にいい本なんだけどな。
投稿者それ池: 12:41 |コメント (0) |トラックバック (0)